夏休み

なんかやっていた研究がひと段落したので、夏休みという気分になった。休みといっても、来月学会にふたつ出るし、帰省だとか自主隔離だとか、まあコロナもあるのでそんな休み感があるかはよく分からない。それでも、博士を始めてから能動的に休む時間が増え…

この前の記事(登山 - 小麦をこねる)の続き。 先輩が引退する少し前から、太秦にある(今はもうコーチ陣が移動して別の場所で別の名前のクラブチームをやっているのだが)卓球クラブに週一くらいで通っていた。記憶がかなり怪しいが、このクラブチームはエ…

登山

今シーズンで一番好きなアニメは何といっても、さよなら私のクラマー。原作は『四月は君の嘘』と同じ新川直司で、今回の舞台は女子サッカー。原作はもう終わっちゃったみたいだけど、君嘘と同じで2クールとかで最後までやるんだろうか。主人公は中学まで男子…

平凡

この前の土曜日はこちらへ来てから初めての日本人会の in-person event があった。日本語だとどういう表現が自然だろうか。授業だと対面という用語が一般的だろう。そもそもオンラインが前提の世界ではなかったので、私の語彙はそこで止まっている。 日本人…

通過

オックスフォードからロンドンへの往復には電車とバスがありうるが、少々時間がかかるが直通で安いということで移動には Oxford Tube というバスを利用した。片道一時間半というのが時刻表の示す値だったが、往路には二時間かかった。復路がどうだったかは覚…

外出

気分の落ち込みの中に数学の意味を見失った私は、隣人に諭され、先週毎朝三十分かけて研究室へと足を運んだ。いや、元々そこに意味などないのだが。手なりで数学は言語だと言うこともあるが、私は同時にことばのことは非常に面白い対象だと思っている。《言…

意味

ないらしいです。昔はあったんだけどね。 追記(5/25) あるかないかどちらかですね。

棄却

留学前に英語を勉強していた時だったか、naysayer という単語に出会った。「否定ばかりする人」という意味である。文脈によってはただ「反対派」という意味でも使うのかもしれないが、ここでは属人的な性質としての naysayer についての話である。私はこの単…

ことば

ことばについていくつか書いてみる。 次に大きな数 言語ゲーム 記述主義と規範主義 おまけ 次に大きな数 聞き飽きた話題だという人もいるかもしれないが、11の次に大きな素数はなんだろうか? 私にとっては13である。「次に大きな」という言明では、ここでは…

二日酔いである。イギリス人と酒を飲むときは気をつけろという兄の教えをすっかり忘れていた。次からは NO を言えるようにしよう。 頭が痛いとものがうまく考えられない。今人に何か言われてもうまく反論できないだろう。その代わり私は高慢から解放されて、…

読書感想文

前回の更新から一ヶ月も経ってしまった。そろそろ何か形のある物を書きたいと思ってあれこれ考えたりはしているものの、20年以上も踏み出さないでいた人間が変わるのは容易ではない。ついこの間の土日も、生みの苦しみを味わう決心がつかないまま「しかしも…

注:フィクションです 私は川が好き。どこから来たのか知らないけれど、出会ってすぐに、またいそいそと流れていく。葉っぱや小枝、時にはくらげみたいなビニール袋も、色んなものを分けへだてなく乗せて、ただ流れていく。そんな水面を眺めていると、私の心…

文章を書く

まとまった長さの文章を書いてみて思うことは、普段母語として使っているはずの日本語について私が驚くほど不自由さを感じるということだ。 漠然と頭の中に浮かんだアイディアを言語化する作業は、常に自分が使える語彙や文章構造の範囲に射影されたものでし…

Let it be

先週 arXiv に上げた原稿の執筆を頑張り過ぎたせいか分からないが、このところかなりうつ傾向がある。 特に論文を書いたり数学書を読んだりしようとすると胸が苦しくなって何も手につかない。 失恋直後の苦しさに似ている。 月曜日の夕方に訳もわからず涙が…

エッセイ

2015年の3月中旬、吉祥寺のホテルに泊まった。外泊というと常に旅の夜だったが、その時は違った。夜、ホテルの部屋を抜け出して、コンビニでアイスを買った。自由の味がした。 久我山の一室へ入るのがこの翌日である。それから5年半の東京生活、語るようなド…